鈍色ノ靄
黄昏ノ地ニ光ル河
夜見ノ種族ノ夢ノ氾濫
逐ワレシ皇子ノ幻ノ王國
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出雲や石見の神話と祭礼に接していた日々、
ふと、不思議な幻想が舞い降りた。
古事記や日本書紀に記される事のなかった、
もうひとつのヲロチ伝説。
その幻想に導かれるままに新しい作品が生まれた。
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遠呂智
OROCHI
-for V'Cello & Piano-
来る2005年10月29日(土)、第32回京都・若い作曲家による連続作品展(京都コンサートホール小ホール午後6時開演)において、石豊久(チェロ)、堤聡子(ピアノ)の両氏により初演の予定。
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石見地方、三隅海岸の黄昏