ザ・フェニックスホール委嘱新作、
いそぽのふゎぶらす
ESOPO NO FABVLAS
〜語りと木管五重奏による
天草版 伊曾保(イソップ)物語〜
Aesop's Fables in Amakusa-style
for Narrator & Wind Quintet
の全てのスコア浄書が本日完了、
そしてその初演の行われる公演のチケットも、既に発売となっている模様。
まずはお知らせまで…
* * *
アルボラダ木管五重奏団
〜オーケストラの「スター」が結集。奏で、語る「音の絵巻」〜
●日時●
2011年11月20日(日)
15:30開場 16:00開演
●場所●
ザ・フェニックスホール
●座席●
全席指定
●チケット販売●
ザ・フェニックスホール チケットセンター
電子チケットぴあ(Pコード:144-168)
ローソンチケット(Lコード:55963)
●料金 ●
一般¥2,500
→フェニックスホール友の会価格¥2,250
学生¥1,000(限定数・電話予約可・フェニックスホールのみのお取り扱い)
●出演 ●
■アルボラダ木管五重奏団
ニコリンヌ・ピエルー(フルート)
フロラン・シャレール(オーボエ)
ブルックス・信雄・トーン(クラリネット)
東口泰之(バスーン)
垣本昌芳(ホルン)
■茂山童司(語り) ★
●曲目●
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K588序曲
ラヴェル:「クープランの墓」から
フランセ:木管五重奏曲
ベリオ:作品番号獣番
ツェムリンスキー:ユモレスク
平野一郎:いそぽのふゎぶらす ~語りと木管五重奏による 天草版伊曾保(イソップ)物語~(2011年 ザ・フェニックスホール委嘱初演) ★
* * *
今回ご一緒するアルボラダ木管五重奏団は、関西プロオーケストラのトップメンバーが結集した豪華かつ新鮮極まるアンサンブル。
私にとってもフルートのニコリーヌ(ニコリンヌ)さんは、以前
CROSSING vol.1αβ以来の協同、
オーボエのフロランさんも、様々な機会にお会いしていながら、今回が念願の初協同となる。
その他の素敵な皆さんとの新しい出会いも、心から愉しみ。
そして何より今回の「いそぽ」、今をときめく異才の狂言師・茂山童司(しげやま・どうじ)さんとの共演が叶った。
それにしてもなぜ、「イソップ」に狂言?
とご不審の向きもあるかも知れない。
そこには勿論、一つならず相応の理由があるのだが、詰まらぬ種明かしよりも、まずは当日の舞台をお愉しみに!
* * *
浮世の権威と権勢がその建前ごとガラガラと失墜し、今日明日の日常も侭ならない、という危うい気運で妙に浮き足立ったこの時勢。
勇まし過ぎる閧の声でも、一時しのぎの"癒し"でもない。
こんな時こそ、世の真実に裏打ちされた、不撓不屈のユウモアを。
自らの死すら教訓の種として笑い飛ばした伝説の賢人
アイソーポスに学べ!
という訳で・・・
* * *
新作「いそぽのふ
わぶらす」、
一人でも多くの皆様と共に楽しみたいと願っております。
是非ご来聴の程を!
©HIRANO Ichiro 2011