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最新CD 平野一郎 《四季の四部作》 春 夏 秋 冬 ワオンレコードよりリリースです! tr.1 春の歌 FRÜHLINGSLIED tr.2 夏の歌 SOMMERLIED tr.3 秋の歌 HERBSTLIED tr.4 冬の歌 WINTERLIED 無伴奏女声の為の für eine Frauenstimme ※他に類いなき詩情と音調の妙なる"結婚"を成した 豊穣なるドイツ・リートの世界への敬意を籠めて 本連作の欧題を敢えてドイツ語としています。 [演奏] 吉川真澄(女声) [使用楽器 ] 息、声、口笛、手、足、躯、頭、鈴、鐘、団扇、南天の枝束 etc. 録音:小伏和宏 デザイン:才村昌子 写真:豊永政史 アートワーク:前田剛志【春の絵|夏の絵|秋の絵|冬の絵】 文章:平野一郎、吉川真澄、小伏和宏 ※Apple music/iTunes でもCDと同日リリース予定(WAONCD-330C) 配信用は、わずかにダイナミックレンジを圧縮した聞きやすさ重視の音源です。 44分にわたり吉川真澄さんたった一人、全身全霊で奏で続ける孤高の歌曲。気配にも似たざわめきから魂の叫びに至る四季に鳴り響く万象(ものみな)を辿る旅が、能舞台の空間で縦横無尽に繰り広げられます。2015年度サントリー芸術財団〈佐治敬三賞〉を受賞した公演の主軸曲、平野一郎作曲《四季の四部作》「春の歌」「夏の歌」「秋の歌」「冬の歌」を、京都の能楽堂・嘉祥閣に於いて収録。演奏されたままの広大なダイナミックレンジを保持した高品位録音。スーパーローノイズで静寂さえも記録する、電流伝送マイク(ピュアートレコーズ製)を使用したペアマイクステレオDSD録音。高音質CD"HQCD"で制作しています。普通のCDプレーヤやカーオーディオでも再生できます。音量を上げすぎず、かすかな気配を感じつつお聞きください。 〜ワオンレコードHPより * * * * * * * おとづれ は あらはれ に さきだつ 〜《四季の四部作》初録音、『春 夏 秋 冬』リリースに寄せて。〜 無伴奏女声独唱の為の四部作「春の歌」「夏の歌」「秋の歌」「冬の歌」は、ソプラノ歌手・吉川真澄氏の委嘱によるものです。はじめに打診を受けたのは2013年、初演を定めぬ無期限の依頼でしたが、14年3月思いがけず「春」の着想が訪れたのに始まり、その後はまさに季節の廻りに導かれるように次々と生まれて来ました。そうして出来上がった連作は、奏者の身体をいわば依代【よりしろ】として、此の風土に響く様々な音声【おんじょう】の淵源を辿ると同時に、特殊発声やボディ・パーカッションを含む表現の可能性を極限まで追求するものとなりました。 「春」「夏」「秋」「冬」いずれも日本各地でそれぞれに再演を重ね、その度にある種の驚きをもって迎えられました。2015年《四部作》全曲初上演を軸とする〈デュオうたほぎリサイタル2015〜春夏秋冬〜〉ではひときわ大きな反響を頂き、同公演がサントリー芸術財団より佐治敬三賞を受賞、「これらの作品は、季節の自然に満ちる声音を特殊発声やボディ・ランゲージをも用いる無伴奏声楽曲としたものであるが、どの曲も原初への独創的な探究を踏まえており、太古の霊的な響きがいま呼び覚まされるような趣がある。吉川はその襞に深く入りこみ、巫女のようなひたむきさでその霊性を表現して、会場を一種宗教的な感動に包んだ。」(佐治敬三賞・贈賞理由)と賞されました。その後も2017年2月には同四部作を柱とする京都芸術センター主催公演“四季の遊び”が開催されるなど、評価と共感の環が徐々に広がっています。 この度、録音家・小伏和宏氏による録音とデザイナー・才村昌子氏によるパッケージングにより質の高い数々の名盤を世に送り出すワオンレコードから、アルバム『春 夏 秋 冬』としてリリースされる運びとなりました。監修に携わった同レーベルの『花影の小径』『日出ずる処、牧神の目覺め。』に続く、当方としては初の全曲自作品のみによるアルバムです。 2017年春なかば、京都御所近くの能楽堂・嘉祥閣にてレコーディング。ブックレットには写真家・豊永政史氏による録音風景の写真に加えて、2011年のモノオペラ「邪宗門」以来の異分野の盟友、美術家・前田剛志氏による《四部作》に寄せる四つの”絵”があしらわれます。 言うまでもなく生演奏=舞台上演が前提である声楽作品、とりわけ所作/黙示によって現れる象徴を多く纏ったこの《四部作》を、敢えて眼を閉じ響きだけで展かれる小宇宙としてお届けすることに決したのは、ひとえにワオンレコードの"録音芸術”への志に共鳴したからに他なりません。 “訪れ(sound)”は“顕れ(vision)”に先立つー母胎の中で視覚より先に聴覚を得て世界に接する私たち。この録音はいわば、巡る季節に包まれた生と死の汀【みぎわ】を通う、原初の記憶を辿る道、でもあるでしょう。歌う人の息づかい、能舞台の佇まい、何ものかの兆しまでもが封印された響きを透して、耳と心を開き澄ませば“あらはれる”調べの奥の別世界に、魂を遊ばせて頂けたら幸せです。
by uramarebito
| 2018-01-23 17:07
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