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終演後楽屋裏でレジェンドピアニスト深沢亮子さん直々の「歴史的な公演に立ち会いました」とのお言葉はじめ沢山の反響が届く中、作曲者の躰内では過去と感ずる方角、未来と感ずる方角を含む全方位から寄せてくる有象無象の悲喜一如のどよめきざわめきが今も沸きたち駆け巡っております。 天道から地獄道へと自ら堕ち、餓鬼道、畜生道、修羅道を経て人間道へと立ち帰る空也上人異形の六道巡り #空野 成田達輝さんは無名の修行僧の逡巡・迷悟・逸脱をも一身に引き受けのたうち回り、遂に空也!と名乗ってからは爆発的な歓喜踊躍で群衆を巻き込む凄まじい遍歴のドラマを体現してくれました。 意外な事に初めて男性ピアニストによって演奏された #二つの海景 佐藤卓史さんの演奏 #祈りの浜 で泰然自若に悠々と始まるも、柔らかい水の様に透明な音色の真ん中には炎が宿り、滾る血の騒ぎが全開放される #怒れる海民の夜 は圧巻。そのじわじわと迫る表れ方に、日本海側の精神風土の共鳴を確かに感じ胸熱。 安達さんのVaで青海亀の夢の中に誘われた #ウラノマレビト 静寂から狂熱まで驚くべき振幅で導く成田さんの1st、海の轟きや故郷喪失者の悲哀と狂気をさりげなく音に籠めた山澤さんのVcの狭間で、絶妙に俯瞰した視点で温かく全体を結ぶ對馬佳祐さんの2ndの味わい深さよ。鄙の調べが銀座を包み込んだ不思議。 ジドレさんと成田さんによる #双子の鳥 無数の鳥の囀りと共に天獄から脱したイヴとアダムの魂が地上の結界に降り立ち天衣無縫に祀り遊ぶ。最後の最後単音に収斂するカタワレ探しの成就の瞬間の神秘よ。「平野さん本当に凄いですね、これは体験する芸術」という成田さんの言葉にも勇気付けられました。 安達真理さんと佐藤さんによる #アマビヱ たった一つの和音で時空を玉虫色に彩るピアノの響きとたゆたうヴィオラの嫋やかなロングトーン、慈しみ深い「ア・マ・ビ・ヱ」の声の後、いつまでも聴いていたい余韻の波にプカプカ浮かぶ愉しさ。ユーモラスかつ絶美のヴィオラ・レパートリーが生まれた喜び! 当代一の現代曲スペシャリストとして名を馳せる山澤慧さんとの出会いも運命的(17年前に「夢祀」を藝大時代に聴いていたとの事)。人を食った物狂いの極みで隅々まで似合う怪曲 #獏の舟 を飄々とやってのける凄みは勿論、細部に神宿る音色と表現の的確さに、古典芸術への限りないリスペクトを感じました。 最後の #鱗宮 失われた東洋のハーモニーを措定しつつ三和音に拠らずして如何なる包摂が可能であるかという問いへの答え、「敢えてする大団円」のこれでもかと寄せ返す響きの奔流に身を任せ、驚くべきエネルギーを引き出し巻き起こした五人の奏者の圧倒的な相乗に、何より曲が随喜の涙を流しました。 夜まで続いた直会、成田さん佐藤さん安達さんジドレさん達との汲めども尽きぬ目眩く対話も尊すぎて、同じ時代に同じ場所でこんなにも共鳴者に巡り会えた喜びを噛み締めてます。今後も弛む事なく否時には弛む事をも恐れずに背後の未来へ進んでいこうと決意を新たにしています。
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by uramarebito
| 2023-08-13 21:15
| 演奏会
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【夜と霧と月】 田中綾 ピアノ・リサイタル 〜CD「PIANOFORTE IN GREEN」リリース記念〜 [日時] 2023年7月22日(土) 昼13時 夜17時 [場所] 滋賀県大津市・奏美ホール [入場料] 前売3000円/当日3500円 [曲目] コダーイ: ドビュッシーの主題による瞑想 七つのピアノ小品 ヤナーチェク: 霧の中で バルトーク: 戸外にて 平野一郎: 二つの海景 月の盆(委嘱作品・初演) [予約&問合] 077-524-2334 soubi.ticket+722@gmail.com [主催] バクユメ舎×綾織りの会 [協賛] ワオンレコード/八幡帆布鞄cogocoro [協力] Soubi Art Space [企画協力] 平野一郎 =月の盆・曲目紹介= 月の盆 Tsuki no Bon ピアノの為の創意曲 Invention for piano 月あかる谷 宙を滴る光の雫 叢に色めく踊子の影 静寂へ融ける遠の呼び声 天橋立で名高い京都府北部・丹後の宮津、宮津湾の南に面した旧城下町西北の、小高い愛宕山の麓に“池ノ谷”という名の集落が佇む。竹取盛んなこの地には所謂源平合戦とは毛色を異にするもう一つの平家落人伝説が古く伝わる。謂く、坂東の猛者・平将門の蜂起(天慶の乱)が平定され、囚われとなったその残党が皆殺しとなる所を、市の聖・空也上人が顕れて「兜を脱いで鉢となし踊り念佛をして後世を弔い生き延びよ!」という教えに一同哭きながら歓呼した、池ノ谷の人々はその落人達の末裔である、と。盆踊りの遥かな起源が空也の踊念佛に遡るとの説を知れば、盆行事の盛んな城下町の果てにポツンと密やかな空也信仰と“池ノ谷音頭”という特有の踊りが古く残ったのも縁の不思議という他ない。 「月の盆」の最初の着想は恐らく2001年頃、異様に長い熟成を経て田中綾の委嘱により2023年に完成した。夏の夜に飽きることなく音頭を囃し踊る古老達の声や姿を心の奥で辿りつつ編んだ、調べの糸が月色の響きを織り成す、ピアノの為の対位法的小品である。 #
by uramarebito
| 2023-07-11 15:32
| 演奏会
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【情報解禁!交響神樂〈國譲〉神在月初演】 現実の神楽に始まって現想の神樂に至る。 もうひとつの祭りは神様尽くし⛩ 今秋の神無月ならぬ神在月、 10月29日 交響神樂第六番〈國譲〉初演が決定🙌 出雲芸術アカデミーのコンポーザーインレジデンスとしての七年(2017-2023)に及ぶ協働の当座の集大成となるのは、当方のライフワーク「連作交響神樂」本篇六部+間奏曲のグランドフィナーレ。 本公演”SymphonicFestival”のプログラム全体をざっと見渡したら、いっけん総花的なようだけど油断大敵🔍実によく考えられたプログラム。神楽とジブリとコンテンポラリーがそれぞれ独立しつつ凌ぎを削る三部構成。すべての世代すべての地域すべての立場すべての好悪を超えて、ホンモノの未来の伝統芸術を立ち上げようとするマエストロ&アカデミーの本気が伝わってくる。(極私的には出雲神楽の演目が例えばそのものずばりの「大社」とか人気の「大蛇」等ではなく「荒神」ときた所がなおのことツボ⚡️)加えて、初演に先立つ7/15と10/21の公開リハーサルでは、先行する交響神樂6作品の記録映像のパブリックビューイングも!(※チラシ中面参照) 反時代を極めた巨大編成で挑む、借り物ではない“わたしたちの交響樂”そのグランドフィナーレが鳴動する瞬間を、願わくば一人でも多くの人に体験して欲しい。 神在月10月29日、近在遠方問わず、神神の首都出雲に開く、八百万の魂さざめく音霊の森へ、ぜひ御来聴ください! (ちなみに全構想は未着手の天地の二曲を加え出雲大社の九本柱になぞらえた九部作、演奏時間は延べ180分くらい?いつかは交響神樂全曲演奏会を、バイロイト詣でならぬ出雲詣でとして実現したい🔥ようやくここまできたけれど悲願のライフワーク実現への道のりはまだ始まったばかり🤣) ////////////////// *公演詳細* 未来の伝統芸術を創る交響神樂プロジェクト 出雲の春音楽祭「奥義抄編」~其の参 グランドフィナーレ iPhil[s] 特別記念演奏会 神(シン)フォニック・フェスティバル MA・TSU・RI! 〈未来の伝統芸術を創る交響神樂プロジェクト〉として、2017年3月から世界初演を重ねてきた、今注目の作曲家・平野一郎氏による《連作交響神樂》シリーズがついにグランドフィナーレを迎えます!古代史落語家・桂竹千代氏による神話のお話から神楽の上演も!鳴り響くもうひとつの祭。神在の響きに乞うご期待! https://www.izumo-zaidan.jp/.../aca_news/symphonicfestival ●公演日時 2023年10月29日(日) (13:00ロビー開場、13:20客席入場可) 13:45~プレトーク 14:00 開演(16:40終演予定) ●会場 出雲市民会館 大ホール ●入場料金 全自由席・税込 前売 一般 3,000円、大学生以下1,500円(当日券は各500円増し) 13:45〜 マエストロ・中井章徳によるプレトーク 14:00開演~ 古代史落語家・桂竹千代による神話のお話もお楽しみに! 【第1部】観る神楽 万九千社立虫神社神代神楽保存会による神楽「荒神」 【第2部】 E.エルガー:行進曲「威風堂々」第1番 作品39-1 久石譲:「千と千尋の神隠し」組曲 【第3部】聴く神楽 平野一郎:出雲國の神話・伝承・風土に拠る、管弦楽(及び声楽)の為の連作 交響神樂 第六番〈國譲〉(クニユズリ) ※世界初演 ■指揮:中井章徳(音楽監督、出雲フィルハーモニック芸術監督) ■管弦楽・合唱:iPhil[s] 出雲フィルハーモニー交響楽団・合唱団■神楽:万九千社立虫神社神代神楽保存会(出雲市指定文化財) ■ゲスト:落語家・桂竹千代 ■〈國譲〉声楽セクション 5人の独唱|小合唱|大合唱|児童合唱 ✴︎5柱の神 オホクニヌシ(Bar.):妻屋秀和 タケミカヅチ(Sop.):吉川真澄 フツヌシ(Alt.):森田麗子 コトシロヌシ(Ten.):野津良佑 タケミナカタ(Bas.):小田川哲也 ✴︎小合唱(スモールコーラス)=8人の群声(コロス) ソプラノ Ⅰ:狩野麻実 Ⅱ:小田萌海 アルト Ⅰ:筒井絢子 Ⅱ:渡部亜弥 テノール Ⅰ:大畑和樹 Ⅱ:川西悠紀 バス Ⅰ:秦慎ノ介 Ⅱ:永見樹 ✴︎大合唱(ラージコーラス)=混声合唱 出雲フィルハーモニー合唱団〈iPhilフェスティバル合唱団〉 ✴︎児童合唱(ジュニアコーラス)出雲フィルハーモニー合唱団〈iPhilキッズ&ジュニア合唱団〉 /////////////////////////// *作曲者コメント* 血沸き肉躍り魂震える“現想”の神樂へ! 平野一郎(作曲家/出雲芸術アカデミー・コンポーザー=イン=レジデンス) 《連作交響神樂》とは、「交響曲」と「神楽」という東西二様の表現の結び目に顕れる、いわば未来の伝統芸術。出雲國の神話・伝承・風土に基づくこの連作は、本編六部と間奏曲それに来るべき天と地の二曲*を含む全九部作という壮大な構想を持つ、大管弦楽と声楽の為の日本流“我が祖国”。私達とその風土の音声を明治舶来150年のオーケストラと声楽に宿して、借り物ではない、ほんとうの日本発の交響楽を未来と世界に放つべく始動しました。 *天之曲(第七番):〈天八衢(アメノヤチマタ)〉/地之曲(第八番):〈黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)〉 「くにこ、くーにこ!」と産声あげた2017年第一番〈國引(クニビキ)〉の事始めから、2018年第二番〈遠呂智(ヲロチ)〉・第三番〈羅摩船(カガミノフネ)〉、2019年第四番〈大穴牟遅(オホナムチ)〉・第五番〈鳥遊(トリノアソビ)〉が続々と誕生、コロナ禍での中断を挟んで2022年間奏曲〈湖(ミヅウミ)〉が開き、そしていよいよ2023年神在月、7年目にしてついに本篇六部のグランドフィナーレである第六番〈國譲(クニユズリ)〉が幕を開けます。 〈國譲〉は変幻自在に姿を変える連作中もっとも「神楽」そのものに近づいた、いうなれば本邦式のオラトリオ。葦原中国を従えるべく高天原から天降り服属を迫る天津神(タケミカヅチ・フツヌシ)と、負けてなるものかと最後まで抗う国津神(オホクニヌシ・コトシロヌシ・タケミナカタ)との存亡賭けた攻防のドラマが、時にニギニギしく時にアラアラしいオーケストラの神楽囃子に乗って、縦横無尽に繰り広げられます。5人の独唱は5柱の神神、小合唱は過去と未来を見つめ神と民を繋ぐ者たち、童声は刻々と時を告げ、大合唱は固唾を呑んで成り行きを見守る古今の民=わたしたち自身の似姿かも知れません。 神神の激しい相克の果ての “国譲り”という驚くべき結末に至るには、いったい何があったのか、何を譲り何を譲らなかったのか。先行する様々な神話研究や出雲・石見地方をはじめ各地に伝承される様々な祭礼や神楽を踏まえつつも根源から問い直し、言霊が語らぬ真実を音霊がモノ語る、今ここにしか結び得ないもうひとつの神樂に託しました。 神神の首都・出雲に産まれた交響神樂は、忘れられた神話のほんとうを甦らせ世界と未来へ鳴り響く、全ての人に開かれた祭。血沸き肉躍り魂震える“現想”の神樂へ、さあご一緒に!
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by uramarebito
| 2023-06-26 12:57
| 演奏会
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【6/12「鬼の学校」関西初演】 2021年以来の #貘の思想 を大々的に展開するべく手ぐすね引いて某最新作の構想に夢中の六月朔日。 ポーンとメールで届いたのは、待ちに待った「鬼の学校」九州初演の音源。再演重ねて弥増す造形の確かさは勿論だが、何より生命力とその熱量の物凄さたるや…鬼気迫るとは正にこの事。そしてはじめて音源だけで聴いてみて、舘野泉さんが左手か右手か両手かなんて関係ない!と言い続けられる意味をずっしり実感。本当にカンケイない!! 某小鬼から噂は聞いていたけど、終演直後の超ハイトーンのブラヴォー連発に(昔みた西米良村の三十三番の夜神楽の興奮を思い出しながら)九州びとの魂に宿る鬼達を呼び起こしたと確信。2003年以来の #鬼の思想 がそれはもう鮮やかに具現化していて、鬼親も内心で共に歓喜踊躍。確かにこの曲は酒呑童子先生と小鬼達と一緒に、土地土地の人々の裡に隠れた鬼心を奮い起こして廻っている。 さて次は6/12大阪、待ちに待った関西初演。大阪ならではの鬼達が呼び起こされるはず。おこころづきの皆様、いま絶対に聴き逃せない作品&演奏があるとしたらこれですよ。鬼に騙されたと思って万障お繰り合わせの上、ぜひお立会いください!聴く前と後で、音楽観、人間観、人生観いや鬼生観かわること請け合います。 * * * 米寿記念演奏会《舘野泉ピアノ・リサイタル》大阪公演 [日時]6月12日(月)19時 [場所]ザ・フェニックスホール [演奏]舘野泉(Pf)ヤンネ舘野(Vn)安達真理(Va)矢口里菜子(Vc)長谷川順子(Cb) ※ほか詳細はチラシとHP参照 https://phoenixhall.jp/performance/2023/06/12/19521/ (フェニックスホールのHP素敵な文章で紹介してくれているけど、演奏会情報が「鬼の生活」になっている。。。勿論上演されるのは「鬼の学校」です☺️) * * * p.s.ちょっと前、京都にご縁のある演奏家お二人から立て続けに届いた京都新聞記事の切り抜き、《鬼と共に米寿の舞台へ》(米寿=88歳)という見出しの舘野泉さんエッセイが素敵すぎた。もういいかい?まあだだよ…さあ、これから!
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by uramarebito
| 2023-06-01 11:04
| 演奏会
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太古の世界を偲んでいると、思いがけず北海道の鬼達に出会う。 *** そして迎えた舘野泉さん米寿記念公演∋#鬼の学校 北海道初演…! 星々が驚きにざわめくエイヴェレの空、漆黒の闇を越え流れる銀河のシャコンヌ、無垢の愛を限りなく慈しむモーツァルト。 鬼達の生命力が奔流となって溢れ、捲き上がる気流に皆で身を委ねていると最後は会場全てが根源からの歓喜踊躍に沸き立った。 もともと「鬼の学校」は昨年の3初演(南相馬、名古屋、東京)にしっかり立ち会えたので、そろそろ子離れしなければと今年のツアーは基本遠くから見守るつもりだったのだけど、近づくにつれて色んな記憶が心に渦巻くうち、どうしてもと思い詰めて、3日前に急遽予定を立てた。 来てよかった。 *** ところで、 平野一郎作曲「鬼の学校」ありがたいことにというべきかテレビ「鬼が弾く」で何度も図形楽譜が登場したためビックリ強めで伝わっていてそれはそれで面白い現象だけど、実は小鬼たち一生懸命に鬼の音楽教育を(律儀にも一通り音楽史に沿って)受けているのですよ😁 酒呑童子先生の音楽教育の流れ↓ そろえ方=調弦 かぞえ方=リズム つづり方=音階 ふるまい方=サラバンド/バロック たしなみ方=メヌエット/クラシック なりすまし方=ワルツ/ロマンティック ぬすみ方=無調音楽 ゆすり方=カデンツァ だしぬき方=自由書法※TVで何度も映った楽譜はココ … とはいえもっと大切な教えは課外にあり👹 気になる人はぜひ生で体験してほしい! これからの鬼の学校2023ツアー 5/28 福岡 6/12 大阪 11/10 東京 11/12 京都 11/18 豊田 etc.
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by uramarebito
| 2023-05-04 22:29
| 演奏会
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