●「音色工房」HP開設のお知らせ
●「邪宗門」チケット発売!
いよいよ一週間後に迫った
女声と映像、15楽器によるモノオペラ
Mono-Opera for FemaleVoice, Visual & 15 Instruments
邪宗門
JASHUMON
〜南蛮憧憬の彼岸へ〜
~Beyond the Occidentalism~
その最終打ち合わせにいずみホールに伺った後、注文していた楽譜を受け取りに、梅田のササヤ書店へ。
ふと雑誌コーナーに懐かしい面影を感じて視線を送ると、そこには微笑む舘野泉氏が。
ああきっとインタビューがあるんだなと思い、手に取りページを繰ってみると、
昨年末に初演された拙作
微笑ノ樹
HOHOEMI NO KI
〜円空ニ倣ヘル十一面〜
~11 Faces after Enkû~
for (Left-Hand) Piano
(舘野泉「左手の文庫」委嘱作品/舘野泉氏に献呈)
へも言及がありました。
昨年12月の「左手の世界シリーズVol3」での平野一郎〈微笑ノ樹 〜円空ニ倣ヘル十一面〜〉は、ベルリンでも演奏され、スタンディングオベーションの拍手喝采。「曲で描かれている11のキャラクターの木彫りの仏像に関して、ベルリンの聴衆は内面やピアニズムなど、良く聴いて下さっていました。平野君の作品は、どれも規模が大きくて深い。37歳の若さで、よくこのような素晴らしい作品が書けるなと思いますね」
丁寧にご紹介して下さってありがたいな…と読みつつ、下の方に眼を向けると、
「舘野泉 左手のピアノ・シリーズ」続編刊行のお知らせ。
どうやら拙作「微笑ノ樹」の今夏の出版がすでに決まっている模様。
東京初演の折に、出版ご担当のKさんから打診を受け楽譜はお送りしていましたが、思いがけない形で嬉しい知らせを頂く形となりました。
初演直後の現代作品を即座に出版、というケースは稀と聞いていただけに、歓びもひとしお。
長年染み付いた心配性でいまだ半信半疑ながら…
これも様々なご縁の結びのお蔭、とあらためて反芻しております。
©HIRANO Ichiro 2013
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