某所からの委嘱新作、
ガ ラ シ ヤ
伽羅奢
GRACIA
〜チェロとピアノに依る連禱〜
~LITANY for V'Cello & Piano~
(2013)
の草稿が、たった今完了しました。
某委嘱作完成の合間を縫うようにして、4月上旬より構想を煮詰め、6月下旬に本格着手した本作の手稿。
内容の余りの重さに悶絶し、夢の中の呼子鳥に魘されつつ、七転八倒して取り組んでおったのですが、いつしか無心で書き進み、気付いてみると異例の早さでの草稿完了となりました。
もっとも、これから徹底的な推敲と浄書、パート譜作成と、作業は続きますが・・・。
本日7月17日は、タイトルの名にも縁ある日付、少なからぬ因業を感じております。
モノオペラ
邪宗門より通底するテーマの、更なる深まりとして生まれ出たこの作品。
これもまた、吾が風土と信仰を巡る葛藤を源泉としている、と言っていいでしょうか。
今秋、その背景に深く由縁ある場処と機会でのお披露目となる予定です。
詳細が決まり次第、当ブログでもご案内致します。
まずは乞うご期待。
©HIRANO Ichiro 2013