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来る11月15日、京都府宮津市の宮津会館にて、
◆祈りのガラシャ◆ 〜天野武子(チェロ)&堤聡子(ピアノ)デュオ・コンサート〜 主催:細川忠興公・ガラシャ夫人生誕450年記念事業実行委員会 (監修:平野一郎) が開催される運びとなりました。 ※フライヤーはじめ、宣伝美術は才村昌子さん 詳細は以下の通り・・・ †平野 一郎:たらちねのうた ~丹後地方の子守唄に由る~ HIRANO Ichirô(1974-): TARACHINE NO UTA ~Based on Lullabies from Tango district~ [2011] †ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 Johann Sebastian BACH(1685-1750): SUITE No.2 for Unaccompanied V’Cello BWV1008 [1717-1723] †平野 一郎:二つの海景〔♀祈りの浜/♂怒れる海民の夜〕 HIRANO Ichirô: TWO SEASCAPES 〔♀Prayer on the Seashore/♂The Night of Angry Seamen〕[2004-2011] †パブロ・カザルス:鳥の歌 Pablo CASALS(1876-1973):El Cant dels Ocells [1945] †平野 一郎:伽羅奢 〜チェロとピアノに依る連禱〜 [細川忠興公・ガラシャ夫人生誕450年記念委嘱作品/初演] HIRANO Ichirô: GRACIA ~Litany for V’Cello & Piano~ [2013・Premiere] =演奏順不同・休憩有= ◎日 時◎ 2013(平成25)年11月15日(金) 19:00開演(18:30開場) ◎場 所◎ 宮津会館 〒626-0041京都府宮津市鶴賀2164 ℡0772-20-3390 ◎入場料◎ 無料(要・整理券) ◎整理券お取扱い◎ *窓口* 宮津商工会議所/宮津市産業振興室商工観光係/みやづ歴史の館 宮津市民体育館/(公社)天橋立観光協会[宮津駅、天橋立駅観光案内所] 京都北都信用金庫/京都銀行宮津支店/(株)宝来屋 *WEB予約* 宝来屋ホームページ *TEL予約* 宮津商工会議所0772-22-5131 ※お電話でのご予約は、宮津市外の方に限らせて頂きます ※いずれの場合も整理券の配布はお一人様5枚までとさせて頂きます ◎お問合せ◎ 細川忠興公・ガラシャ夫人生誕450年記念事業実行委員会(宮津商工会議所内) 0772-22-5131 宮津市の"細川忠興公・ガラシャ夫人生誕450年記念事業実行委員会"の皆様とご一緒に開催する〈祈りのガラシャ〉。 これは、歴史あるカトリック宮津教会のほど近く、"大手川ふれあい広場"に立つ予定のブロンズ像「祈り」(山本眞輔さん制作)の除幕式典に併せて企画されたものです。 当初は、ささやかな場のための作曲のご依頼から始まったのですが、そこに様々な人々の思いが集まって、記念演奏会という立派な形になりました。 演奏者は、夫々この日に演奏される拙作たらちねのうた委嘱・初演者で愛知県立芸術大学名誉教授のチェリスト・天野武子さん、二つの海景委嘱・初演者で気鋭のピアニスト・堤聡子さん、お二人の初めての共演となります。 記念演奏会では、バッハの無伴奏チェロ組曲やカザルス「鳥の歌」といった名曲の他に、この日のために私が作曲した委嘱新作伽羅奢(ガラシヤ) 〜チェロとピアノに依る連禱〜が初演されます。 伽羅奢構想の折には、細川ガラシャ夫人(明智玉子)の足跡を求めて、長岡京の勝龍寺城址や大阪の玉造細川屋敷跡、夫人の墓があるとされる淀川近くの崇禅寺など、数々の由縁の地を訪れました。“本能寺の変”の直後に心ならずも幽閉され、玉子の裡にキリシタン信仰への渇望を醸成させたとも言われる、丹後半島最奥の地・味土野にも幾度か足を運びました。隠れ里の孤独の中、玉子が聴いたであろう呼子鳥の声はあれかと耳を澄ませたり、奥山からは望めぬ遥かな与謝海や宮津城を偲ぶ心に想を馳せました。明治時代にルラーブ神父が建立したカトリック宮津教会、そのロマネスク聖堂を支える円柱が実は味土野の森の欅(けやき)であると知ったことも、創作の掛け替えない礎となりました。 丹後という古からの神佛の霊地に、異国の信仰と精神が降り立ち、鬩(せめ)ぎ縺(もつ)れ合いながらも遂には土に根付いていく…そうした過程を私なりに辿りつつ、本当の“恩寵=ガラシャ(Gracia)”とはいったい何か、という深く重いテーマを抱えての作曲でした。“関ヶ原の合戦”の直前、戦国の世の習いとキリシタンの教えの狭間に凄絶な最期を遂げたガラシャ夫人。その彷徨える魂が、己を弔う連禱の声に呼び覚まされ、自らの歩んだ数奇な運命を追憶する…そんな不思議な音楽が生まれて来たように感じています。 春以降は、彫刻家の山本眞輔さんから制作過程を、直に伝え聞きながらの仕事。 大家でありながら、或いは大家であればこその、只ならぬ凄まじい作家魂にも大いに鼓舞・触発されました。 私たちの風土から生まれる新しい音楽の誕生の瞬間に、地元・丹後宮津はもちろん、遠方からもぜひ多くの皆様に立ち会って頂ければと、心より希っております。
by uramarebito
| 2013-10-02 23:59
| 演奏会
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