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昨11月15日、京都府宮津市の宮津会館にて、
◆祈りのガラシャ◆ 〜天野武子(チェロ)&堤聡子(ピアノ)デュオ・コンサート〜 主催:細川忠興公・ガラシャ夫人生誕450年記念事業実行委員会 (監修:平野一郎) が、お蔭様で大盛況のうちに終了致しました。 まずは、得難いご縁を結んでくださったカトリック宮津教会の近藤神父さん、彫刻家の山本眞輔さんとそのご夫人・澄江さんに、 この催しを支えて下さった宮津商工会議所はじめ細川忠興公・ガラシャ夫人生誕450年記念事業実行委員会の皆様、演奏会開催の万事に亘りご協力頂いた(株)宝来屋さん、素敵な司会を務めてくださった百鳥秀世さんに、 そして、ハードなスケジュールとプログラムにも関わらず、骨身を惜しまず素晴らしい演奏を聴かせて下さった天野武子&堤聡子両氏に、 心からの御礼を申し上げます。 この日は午後1時半より、彫刻家・山本眞輔さん制作のブロンズ像「祈り」の除幕式典が、カトリック宮津教会の向かいの大手川ふれあい広場にて、来賓に宮津市長、長岡京市長はじめ、細川家第17代当主・細川護煕元首相も招かれるなど、華々しく開催されました。 千古不易の風格を湛えつつ、生命の温もりを宿したガラシャ像。 現れた瞬間からその場処にあるべくしてある、抗いようのない必然を感じさせるものでした。 除幕式典の後、午後3時からはカトリック宮津教会に会場を移しての、ご来賓限定の記念演奏。 拙作「たらちねのうた」「祈りの浜」と、バッハの無伴奏チェロ組曲IIからプレリュードとジグ、最後のカザルス「鳥の歌」の他に、 細川忠興公・ガラシャ夫人生誕450年記念委嘱作品である拙作、 ガ ラ シ ヤ 伽羅奢 GRACIA 〜チェロとピアノに依る連禱〜 ~LITANY for V'Cello & Piano~ (2013) が、初披露されました。 味土野の森から運ばれたという、聖堂の欅の円柱群。 その林に谺する、亡きガラシャの魂を呼ぶ祈りの歌。 このカトリック宮津教会は、日本に現存する二番目に古い聖堂(現役のものとしては最古)。 その祭壇に、なんと特別にアップライトピアノを運び込んでの演奏。 これは、当教会の近藤神父さんと教会員の皆様の深いご理解とご協力のお蔭、得難い賜物です。 記念演奏のさなか、ステンドグラスから光が射し、音楽に合わせるように小鳥の鳴き声が響いたのも、強く印象に残りました。 そして、午後7時からは宮津会館にての記念演奏会〈祈りのガラシャ〉。 想像以上にたくさんの皆様にお越し頂きました。 無料の演奏会ということもあり、出入りがあったり騒がしくなったりということを当初は心配していたのですが、一曲目の演奏が始まると会場は文字通り水を打ったように静まり、両氏の奏でる繊細極まる音の襞にまで、聴き手の耳が開かれていく様をはっきりと感じられる、希有なひとときとなりました。 どちらかといえば感情をあまり表に顕わさないという印象の強い丹後・宮津の人々から、演奏会が進むにつれ幾度となくブラヴォーの声が上がったことも、予想外のうれしい驚きでした。 「祈り」除幕式をはじめ、宮津の町・丹後の国にとって歴史的瞬間とも言える、このような機会に監修として関われたことは、当方にとっても他に代え難い歓びでした。 記念すべきこの日が、1300年に及ぶ苦難に満ちた丹後の国の、新たなる始まりの時となることを願っています。
by uramarebito
| 2013-11-16 22:20
| 演奏会
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