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交響神樂第一番〈國引〉の昂奮醒めやらぬ日々を過ごしておりますが… さる三月某日、目下の委嘱最新作、 鳥ノ遊ビ TORI no ASOBI 木琴ト奏者ノ為ノ物語 Ballad for Xylophone & Player (2017・酉) 念のため「マリンバ」ではなく「木琴」です。 そしていま「木琴」といえば…そうあの人、依頼主は通崎睦美さん! ツウザキさんと言えば、マリンバ奏者として一名を成し、追随ゆるさぬ独自の世界を既に繰り広げられていましたが、ここ最近は、故・平岡養一さんの衣鉢を継ぎつつも平岡さんが成し得なかった更なる境地を木琴で拓かれています。(詳しくは通崎睦美さん著『木琴デイズ 〜平岡養一「天衣無縫の音楽人生」〜』[講談社]をご高覧あれ!) 2015年の暮れ頃か、最初にお電話にて新曲のご依頼を頂いた時は、当方も恥ずかしながら「木琴」というものに一体どれ程の可能性があるものか、しょうじき半信半疑だったのです。 ところが、その後送って頂いた音源の最初の一音を聴いた途端、文字通り一瞬にして、その魅力のトリコになりました。 明くる2016年の春はじめ、最初のアイデアを携えて、知る人ぞ知る?京都碁盤の目の一郭"天使突破(テンシツキヌケ)"のツウザキ邸にて打ち合わせ。開口一番勢いよく「もうタイトルは出来てます。"鳥ノ遊ビ"という曲です!」と伝えたところ、ツウザキさんは束の間、絶句。「私、何よりも鳥が大嫌いやねん」と衝撃の一言。気を取り直して大型の木琴を前に様々な実演を見聴きさせて頂いた後、「ちょっとこれ見て」と指差されたのが、ちょこんと置かれた、それはそれはかわいらしい、小さな木琴。 それから長らくアイデアの卵を温め、今年二月ごろから俄に着想が数々おとずれて、一年越しの春三月某日、(ツウザキマジックの為せる業か、)結局はその囀りに導かれて、予定通り?この小さな木琴専用の楽曲が、殻を破ってぶじ産まれて参りました。 1° 兆シノ鳥 Kizashi no Tori 2° 戯レノ鳥 Tawamure no Tori 3° 夢ミノ鳥 Yumemi no Tori 4° 報セノ鳥 Shirase no Tori 5° 惑イノ鳥 Madoi no Tori 6° 嘆キノ鳥 Nageki no Tori 7° 祈リノ鳥 Inori no Tori 8° 醒メノ鳥 Mezame no Tori 9° 歓ビノ鳥 Yorokobi no Tori 副題に付した"木琴と奏者の為の物語"とは、互いが互いの語り部であり登場人物でもあるような、ツウザキさんと木琴に寄せる曲、といった想いを籠めて。 (どんな物語かは、聴いてからのお楽しみ。) それにしても、何よりも鳥が苦手、と仰る依頼主に、これほどまでの鳥尽くしとは、と我ながら呆れつつ。 でも、ツウザキさんとその木琴が奏でる音の弾み、歌の緻密さ、直に琴線に触れるすばしっこさが、まいあさウチの小さな庭で、白樫の枝をジャングルジムがわりに遊び呆ける二羽のメジロたちと同じ、小鳥以外の何モノでもない!と確信を持って作曲しました。 嫌いと仰るのは或る種の近親憎悪、ワカリすぎるからだと決めつけています。 初演も遠からず行われそうですが、もしかしたらそれに先立って部分的にお披露目の機会があるかも、とのこと。 また詳細はこちらでもご案内させて頂きます。 それでは、どうぞ、よい春を! * * * 以下のオマケは、大変お気に入りだけど作曲の参考にはついぞならなかった、別役実の『鳥づくし』と諸星大二郎の『私家版鳥類図譜』。 ©HIRANO Ichiro 2017
by uramarebito
| 2017-03-30 19:40
| 作品
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