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虚脱の海に漂いながら・・・
昨日3月18日(日)、島根県・出雲市の大社文化プレイスうらら館にて、 出雲國の神話・伝承・風土に拠る が展開される《連作交響神樂》 出雲の春 音楽祭 2018 がぶじ開催され、 交響神樂 第二番 遠呂智 ヲロチ 交響神樂 第三番 羅摩船 カガミノフネ の2作、同日初演、ぶじ果たされました! ![]() * * * 全身全霊の響きを会場に溢れさせ、轟かせてくれた中井章徳音楽監督率いる演奏者の皆様… ![]() ![]() オドロキの譜面にきっと泣きそうになりながらでも最後は見事にコドモの声や叫びを解放してくれたジュニアコーラスのワカモノたち。 ![]() * * * 終演後の会場やロビーにて、多くの人々にあつくしみじみと声をかけて頂き、両曲それぞれの世界が沁み込むようにお客様の心に届いたのだとたしか感じられ… ![]() 今年も東京から駆けつけて下さった評論家・池田逸子さん、谷戸基岩さんと。 ![]() 奈良・明日香から来てくれた異分野の盟友、美術家・前田剛志氏。 写真が撮れなかったけど、 この日ロピーで発売されていたCD《四季の四部作》ワオンレコード代表の小伏和宏氏、 デザイナーの才村昌子氏も昨年に引き続き来て下さいました! 終演後の納会で、「私たちの風土が生んだ響きによる私たちの音楽、この交響神樂を、いつか世界に持って行きたい!」という中井章徳マエストロの言葉。 同日演奏されたドン・ジョヴァンニの演出家・唐谷裕子氏は、「会場の一番後ろで聴いていると、交響神樂が始まったとき、お客さんの背中がすっと開くのがわかった」と。 その他、様々な嬉しい手応え、また沢山の宝物を得ました。 * * * 第二番〈遠呂智〉、出雲世界の渦の中に足を踏み入れた十数年前、三隅から浜田にかけて夕方から明け方まで初秋の神楽をハシゴして、あばれてもあばれても終わってたまるかとばかりに荒振り続けるヤマタノヲロチとそれを見守る人々の表情、酒やけしたようなザラザラの声で恍惚とおらばれる口上と猛々しくも胸を衝く囃子…「正しい」神話の奥底に確かに生きる「本当」の神楽を見出したその時の悲喜交錯する感激を、鮮やかに思い起こしつつ聴いていました。 明珍敬三氏のご紹介でこの度の第二番にて、 製鉄ゆかりの出雲の地に刀剣鍛錬の鎚音ひびかせる新楽器を作って下さった小西製作所代表・小西雅一氏。 本番はご都合がつかないけどどうしても、ということで前日リハーサルにお越し下さいました。 でも終演から一日経って、いまもずっと頭蓋にこだましているのは、第三番〈羅摩船〉のラストシーン、ボッシュの楽園に浮かぶ半透明の被膜のように温かな五音のハーモニーと、そのなかに溶けて消えていったジュニアコーラスのあどけないまでに神々しい呼声。第二番の終結のめでたしやかな神楽鈴が小さくなった第三番の鈴虫の去った後、常世めがけて飛んだ神の軌跡、その矢印の先を観ています。 * * * ![]() 宴の後に。 下の方からハヨカケハヨカケと急き立てる、第四番のダイコク様、第五番のエビス様、もう少しだけ待ってて下さいね。 ![]() 島根日日新聞(3/19朝刊)、昨年に引き続き一面で詳しく取り上げて頂きました。 (C)HIRANO Ichirô 2018 ■
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by uramarebito
| 2018-03-19 12:00
| 演奏会
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