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●「音色工房」HP開設のお知らせ
●「微笑ノ樹」初披露のお知らせ ●新作「天探女」初演のお知らせ 二十五絃箏の為の新作、 サ グ メ 天探女 SAGUME の初演、昨夜ムラマツリサイタルホール新大阪にて、ぶじ終了致しました。 委嘱者=初演者の横山佳世子さんは、緊張感漲る満員のホールの中、真に魂の籠った音声を通して、「天探女」の玄妙なる世界を、見事に立ち昇らせて下さいました。 ![]() 初演後、多くの皆様から熱い反応がありました。 「不思議な品格のある作品でした 云々」 「神楽の摺り足が眼に浮ぶような世界 云々」 「噪音の全てまでが"音楽"という感じですね 云々」 「美しい箏の爪弾きの中から微かな"鼻歌"が聴こえて来た時、自然に涙が流れました 云々」 「"声"と共に絹織りの幕が眼前に舞い降り、半透明の幕の向こうに機織女の息づかいが聴こえて来た(云々)」 等々、素敵なご感想をたくさん頂きました。 更に全く思いがけず、本作最奥のテーマにも関わる丹後・峰山の比沼(比治)真奈井(麻奈為)社に由縁の、尺八界の大御所の先生からも篤い激励を頂き、その深い奇縁に驚きと喜びを噛み締めています。 当方なりに満を持しての邦楽作品、とりわけ邦楽に長く携わられる幾人もの方々から「とても初めての邦楽作品とは思えない!」というお言葉を頂いた事は、未踏の領域への探求への、これ以上ない励みとなりました。 そして何より、この独奏会そのもの。 横山佳世子さんの、箏へのひたむきな情熱と絶えざる探求が、響きとなって会場の隅々まで染み渡る、素晴らしいものでした。 孤立を恐れぬ強い矜りを胸に封じ、真に本質を分かち合える人々の支えによって、実に10回目のリサイタルを見事に成就されたことは、本当に貴いことだと思います。 ここに始まった私達の協同を、弛まず真摯に追求していく決意でおります。 こうして、沢山の祝福の内に産声を上げた新作「天探女」、これからも横山さんの手によって更なる成長を遂げつつ、多くの皆様に響き伝っていくことを、作曲者として心より願っております。 以上、初演のご報告まで… ![]() 追記 上記演奏会にて、横山佳世子さんが文化庁芸術祭優秀賞をご受賞なさいました。 このような方に賞が贈られることは、本当に素晴らしいこと、と深く喜びを噛み締めております。 いち早く当方にその報せをお伝え下さった、敬愛する邦楽界の某先生より、 「…"天探女"の講評も、秀逸であるとの風評が入っておりました。平野様のさらなる歴史の奥義の研鑽が実を結びますように、祈念申し上げます。…」 との直々のお便りを頂き、作曲者としても感慨ひとしおです。 「天探女」に始まった当方の邦楽世界の探求、さらに深く広い世界へと育てたいと、強く決意しております。 以上、追記まで。(2012年12月22日) 関連記事: 新作「天探女」、プログラムノート。 新作「天探女」、初演のお知らせ。 二十五絃箏による新作、草稿完了。 ■
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by uramarebito
| 2012-11-10 09:18
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●「音色工房」HP開設のお知らせ
●「微笑ノ樹」初披露のお知らせ ●新作「天探女」初演のお知らせ サ グ メ 天探女 SAGUME (2012) * * * カゴヤ カゴヤ コトヅケ ショウエ ナニ コトヅケヨ ツキノ ミカドニ コウ コウ イウトクリャレヨ… カクヤ カクヤ モノヅケ ショウエ ナニ モノヅケヨ アメノ ミコトニ コウ コウ イウトクリャレヨ… 天降る比沼(ヒジ)の天女、天佐具売(アメノサグメ)、迦具夜(カグヤ)姫。 水辺に機織る棚機津女(タナバタツメ)、瓜子(ウリコ)織姫、中将姫。 天、月、鳥、機、歌…そんな言葉を介すれば俄に不思議な円環を成す機織姫(ハタオリヒメ)/羽鳥女(ハトリメ)/鳥巫女(トリミコ)の物語が、吾が風土には連綿と折り重なる。とりわけその原像の一つが、記紀にも登場する天佐具売(アメノサグメ)=天探女(アマノサグメ)。 天探女は、天津神(アマツカミ)とも國津神(クニツカミ)とも噂され、謎めく両義性に満ち満ちた存在。 神話の中では、高天原より出雲平定に派遣されながら役目を忘れ還らなかった天若日子(天稚彦=アメノワカヒコ)に、天意裏切る矢=天之加久矢(アメノカクヤ)を射させた逆神。民話においては、人々に悪さするもどこか憎めぬ愛嬌湛えた山姥(ヤマウバ)、あるいは天邪鬼(アマノジャク)でもあると謂う。 本作〈天探女(サグメ)〉は、吾が列島の神話・伝説・物語に遍在する鳥女神の系譜の背後に、堕天女伝承の原形たる天探女の“失われた”物語を幻視し、輻輳する糸の如き伝説群をその脈の綾に織り籠めようと企てたものである。 曲は多層の序破急に拠りつつ、入れ子のように襲なった相異なる物語が、その進行を互いに見張り、妨げ、奪い合うように展開する。 「いつか二十五絃箏の新作を…」と08年頃より飽かずお声掛け下さった横山佳世子氏の委嘱に応え、その全面協力のもと12年春夏に作曲した。持て余すばかりのエネルギーを抱える氏の、烈しくも深い箏音楽への意志と宿命に触発された作品である。 ![]() 関連記事: 新作「天探女」、初演のお知らせ。 二十五絃箏による新作、草稿完了。 ■
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by uramarebito
| 2012-11-01 00:29
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●「音色工房」HP開設のお知らせ
●「微笑ノ樹」初披露のお知らせ 二十五絃箏の為の新作、 サ グ メ 天探女 SAGUME (2012) の初演が近づいて来ましたので、お知らせ致します。 ![]() ◆横山佳世子 箏独奏会◆ ■日時■ 2012年11月9日(金) 19:00開演(18:30開場) ■場所■ ムラマツリサイタルホール新大阪 ■曲目■ 廣瀬量平:「みだれ」による変容[十七絃] 平野一郎:天探女 (サグメ)[二十五絃] 沢井忠夫:情景三章[十三絃] 伊福部昭:琵琶行[二十五絃] ■入場料■ 3500円(前売券3000円) ■ご予約・お問合せ■ KOTO-FAI倶楽部 tel&fax 072-625-6652 * * * 新進気鋭の箏演奏家・横山佳世子氏は、「二十五絃箏の為の新作をぜひ!」と2008年頃より当方に飽かずお声を掛け続けて下さいました。機が熟するのを待つこと3年、昨年ようやくお引き受けし、この春夏に作曲、当方にとっては満を持しての初の邦楽作品となります。 作曲に当っては、奏者の全面的な協力のもと、来歴古き箏音楽に封じられた音象徴を辿り、十三絃・十七絃は勿論二十五絃箏に潜む未聴の響きを探り、様々な特殊奏法や調弦の厖大な可能性を心ゆくまで試みた上で、取り組むことが出来ました。 “天探女”とは、神話に登場するアメノサグメ、民話においてはアマノジャクとしても知られます。謎めいた両義性に満ちた天探女伝説の背後にもう一つの物語を紡ぎつつ、最も新しい箏である二十五絃箏の響きの底から、箏音楽の淵源へ遡求しようとする試みでもあります。 お心付きの皆様、ぜひご来聴を! 関連記事: 二十五絃箏による新作、草稿完了。 ■
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by uramarebito
| 2012-10-29 12:13
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●「いそぽのふゎぶらす」放送決定。
去る某日、 二十五絃箏による新作、 サ グ メ 天探女 SAGUME (2012) の草稿が、無事完了した。 同世代の箏奏者横山佳世子氏からの委嘱に応えた本作、当方にとっては初の邦楽器作品。 それも1991年に誕生して今年でやっと21歳、という新しい楽器のための作曲とあって、それ相応の多大な困難を予想していたのだが、、 委嘱奏者からの協力&触発は云うまでもなく、二十五絃箏の驚くべき可能性に導かれ、本格着手からひと月余り、遅筆の私としては史上最速のペースで草稿完成まで至った。 勿論、ここから更に推敲を重ね、真の完成を目指す事となるが。 因みに初演は、委嘱者・横山佳世子氏の演奏で、今秋の予定。 作品そして演奏会の詳細は、追ってご報告する所存。 まずは乞うご期待! ![]() "このイメージで作曲した"という訳では、全くないが。 ■
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by uramarebito
| 2012-05-18 23:02
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